解説!IKEDA×グランドセイコー 2018コラボモデル vol.2 | グランドセイコー

3回にわたってお送りしている、SBGV241-IKEDA×グランドセイコー 2018コラボモデル。

今回は、ムーブメント、そして付属の特製クロコダイルベルトについてご紹介します。

SEIKOの誇る最上級クォーツムーブメント

グランドセイコーでは、スプリングドライブ、メカニカル、そしてクォーツと3種類の心臓(ムーブメント)を使った製品作りをしています。
各ムーブメントそれぞれに特徴があり、精度に優れたものですが、SBGV241では”9F82”というクォーツムーブメントを搭載しています。

かつてクォーツで回すには難しいとされていた、堂々とした太い針と、瞬間で切り替わる日付。

かつてクォーツで回すには難しいとされていた、堂々とした太い針と、瞬間で切り替わる日付。

この9Fシリーズこそ、グランドセイコーが現代によみがえったときに最初に搭載されたムーブメントであり、SEIKOの精度に対するこだわりが凝縮されています。

>9Fクォーツについて知る

また、スプリングドライブ、あるいはメカニカルでは置いておくと最大巻き上げから3日程度で止まってしまいます。
使っていれば特に問題はありませんが、”面倒を見てあげないといけない”という側面も持ち合わせています。(機械式時計が好きな人には、それが良いのですが・・・笑)

クォーツでは、日常レベルでのケアは特に必要なく(月末から月初にかけて、日付を変える程度)、何年かに一度電池交換をするだけで事足ります。
9Fクォーツの採用には、より実用的に、ケアすることなく毎日使っていただきたいという担当者の想いが込められています。

特製クロコダイルベルト

今回のコラボモデルには、非常にうれしい付属品がついています。
それは、高級感あふれる本クロコダイルのベルト。

カラーは艶をだした深緑で、ステッチには白糸を使い文字盤同様コントラストを効かせた仕上がり。
革ベルトのドレッシーな雰囲気に、程よくカジュアル感をプラスしてオンオフ問わず着けていただけます。

グリーンのクロコダイルに白のステッチ。ラバーで裏打ちされたベルトは使い勝手も良い。

グリーンのクロコダイルに白のステッチ。ラバーで裏打ちされたベルトは使い勝手も良い。

そして、注目は初の試みとして裏にラバーを貼り汗に強い仕様としていること。
革ベルトが敬遠される理由の一つとして、汗による痛みが挙げられます。ステッチから汗が染みだして、表側まで汗染みが来ることも。
それはそれでアジとなりますが、今回は肌にあたる面すべてにラバーを貼ることで、そういったことが起こりにくくなるよう工夫されています。
このあたりにも、より実用性にこだわった担当者のこだわりが感じられます。

ベルトを変えるとぐっと雰囲気が変わり、まるで別の時計のようですね。

ベルトを変えるとぐっと変わる雰囲気。落ち着いた印象。

ベルトを変えるとぐっと変わる雰囲気。落ち着いた印象。


今年(2018)のバーゼルワールドでは各社グリーンを使った時計を発表したりと、落ち着いた雰囲気の中にトレンド感もあるグリーン。
そしてかつてのGSの歴史を感じさせる44GSのケースに新生GSの立役者である9Fクォーツを搭載し、付属のベルトで2パターンの楽しみ方ができる本モデル。
国産最高峰ともいわれるグランドセイコーの、当社でしか扱うことのできないスペシャルなモデルは、レアな時計をお探しの方、アガリの時計として特別なモデルをお探しの方、そしてこれから高級時計の世界に足を踏み入れる方のどなたにも満足していただけると思います。

ぜひ、こだわり満載のSBGV241を手に取ってごらんくださいませ。