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IKEDAプラスの山本でございます。
今日ご紹介するのはグランドセイコー6月発売の新作、
「雪白ブルー」の特別なスプリングドライブモデル
風紋の刻まれた雪のイメージした独特なダイヤの模様は、信州の山々に積もった雪を
イメージさせます、この模様は雪白という通称で、主にダイヤル仕上げとして使用され
世界中から人気を博しています。
和紙のような繊細な質感を重視しつつ、初のカラーリングを施したモデルです。
自動巻スプリングドライブ
Caliber 9R65
セイコーがスプリングドライブを発表したのは1999年ですが、効率の良い自動巻機構と72時間パワーリザーブの実現なくして、グランドセイコーに用いることはできないと考えられ、さらに4年の開発期間をかけて、グランドセイコー初の9Rスプリングドライブムーブメント「キャリバー9R65」が誕生しました。
巻上げ方式、駆動時間はそれまでの「手巻式の48時間」から「自動巻72時間」へと改善され、自動巻機構には、1959年に開発されたセイコー独自のマジック(爪)レバー方式を採用することで、生産性・メンテナンス性・耐久性が向上し、巻き上げ効率も高くなりました。
複雑に重なり合う輪列や受け部品の立体的な連なりは、スプリングドライブ誕生の地である信州の山々の奥行きを連想させ、パワーリザーブ用輪列から香箱にかけては、穂高連峰や常念山脈を表現しています。
受けと回転錘には統一感のある波目模様が施されています。
「キャリバー9R65」は現在も9Rスプリングドライブの最もスタンダードなムーブメントとして、多くのモデルに搭載されています。
洗練されたグランドセイコーの世界をこの機会にどうぞご覧くださいませ。
IKEDAプラスのスタッフ一同心よりお待ちしております。