「WATCHES & WONDERS GENEVA 2024」vol.7 [更新日:2024年4月19日]
ローマに端を発したメゾン「ブルガリ」。
マニュファクチュールとしての技術力がそのままデザインに現れるモデルも多く、その独創的な姿には息をのむものがあります。
「WATCHES & WONDERS GENEVA 2024」vol.7 [更新日:2024年4月19日]
ローマに端を発したメゾン「ブルガリ」。
マニュファクチュールとしての技術力がそのままデザインに現れるモデルも多く、その独創的な姿には息をのむものがあります。
「WATCHES & WONDERS GENEVA 2024」vol.6 [更新日:2024年4月17日]
タイムレスな価値を創出し続ける名門。男性用腕時計を初めて世に生み出したのもカルティエ。もともと様々なサイズ展開をしていますが、今年のWatches & Wondersではジェンダーの域を超えた概念で再び新たなトレンドを生み出すか。
ジュエラーとしても腕時計ブランドとしても超一流のこのメゾンは常に時代の先端を走り続け、歴史を語る上でなくてはならない存在となっています。
「WATCHES & WONDERS GENEVA 2024」vol.5 [更新日:2024年4月16日]
天空の頂点を意味する単語を社名にかかげるゼニス。
時計史に残る傑作ムーブメント「エル・プリメロ」を生み出し、その革新的な技術力で世界に名を轟かすマニュファクチュールは今年も意欲的な作品を携えてこのジュネーブに君臨していました。
スタイリッシュな汎用性と卓越した性能、大胆さと馴染み深さが融合し、大人気となっている「デファイ」シリーズをさらに強化。その隙のないラインナップは見ているだけで心踊ります。
「WATCHES & WONDERS GENEVA 2024」vol.4 [更新日:2024年4月15日]
日本から世界へ。
その比類なき技術力と美しさで世界から高い評価を受けているグランドセイコー。
完全国内生産のこの日本が誇るブランドから今年も素晴らしいモデルが発表されています。
「WATCHES & WONDERS GENEVA 2024」vol.3 [更新日:2024年4月14日]
タグ・ホイヤーはモータースポーツの世界で培われてきた革新と先進を推し進め、今日様々なラインアップを取り揃えてきたブランドです。
そして今回はタグ・ホイヤー カレラ クロノグラフやタグ・ホイヤー モナコなど4コレクションが発表されました。
「WATCHES & WONDERS GENEVA 2024」vol.2 [更新日:2024年4月13日]
IWCからは6モデルの新しいポルトギーゼが発表されました。
確固たる技術力で質実剛健なプロダクトを生み出し続けてきたこのブランド。
そのIWCの代表的なモデルとも言える「ポルトギーゼ」に6モデルもの新作を発表してきたあたり、自信とアイデンティティを強く感じます。
「WATCHES & WONDERS GENEVA 2024」vol.1 [更新日:2024年4月12日]
今年もやってまいりましたジュネーブ。本日より数回にわたり、時計という共通項を持つ人々でこの時期最も注目を浴びる世界最大の時計見本市「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2024」の様子をご紹介します。
今年は昨年と違って月をまたがず4/9~4/15の期間開催、かつ一般公開日が1日延びて計3日間となっています。
この時期ならではの独特の空気感で溢れていますので、時計好きのみならず華やかで楽しいことがお好きな方も是非ゆっくりとご覧くださいませ。
腕時計というともちろん腕に収まるサイズである必要があり、それは一般的におおよそ40mm四方には収まります。
そして、その本当に小さな世界の中に各社は自らの技術と手間を惜しみなく注ぎ込み、そのこだわりから生まれてくる時計達は愛する人たちの心をつかんでやみません。
そのこだわりは、精度、耐久性、美観あるいは多機能性と時計を取り巻くあらゆる要素に及び、長い時間をかけて進化し続けています。
当社取り扱いのIWCでは、今回ブース中に技術展示のスペースを設け、普段ユーザーが目にすることの無いさまざまな機械を並べ、実際に稼働させていました。
一つ一つの検査の様子を実際に目にすることで、IWCの時計としての魅力、信頼感はこういったところから来ているんだなあ・・・と感じる瞬間でした。
「WATCHES & WONDERS」では、各社が趣向を凝らしたブースデザインをしており、その世界観や魅力を存分に堪能することが出来るのも魅力です。
それでは、写真をご覧ください。
唯一無二の個性を放ち、ブルガリのメンズデザインの中核を成すに至ったオクト。
その名の通り八角形と円を巧みに織り交ぜた力強いデザインと、サテンとポリッシュを細かく使い分け、そのデザインを最大限に活かす卓越した仕上げがファンを魅了してきました。
現在はブルガリの誇る超薄型技術を駆使したムーブメントを搭載し、独自の世界観を持つオクトフィニッシモと、オリジナルオクトを少しソフトでエレガントな印象にアップデートし、細いラグ幅を持たせたオクトローマの2種からコレクションが展開されています。
今回の「WATCHES AND WONDERS」ではオクトローマに待望のクロノグラフが登場。そして既存の三針モデルにも新たな文字盤が追加されました。
まず、完全新作であるクロノグラフでは、2時位置と4時位置にプッシャーを追加した新しいケースデザイン、そして細やかな模様(クル・ド・パリ仕上げ)が施された文字盤が目を惹きます。
自社製クロノグラフムーブメントを搭載し、ベルトは工具無しで容易に交換ができる機構を備え、仕立ての良いステンレススティール製ブレスレットからスポーティなラバー・ストラップへと瞬時に交換が可能となっています。
次に既存の3針モデルでは、クロノグラフと同様クル・ド・パリ仕上げの施された文字盤が新たに追加されました。
オクトシリーズでは美しく磨かれたラッカー仕上げや繊細なサンレイ仕上げ、マットブラックや金属の素材をそのまま活かしたものなど、さまざまな文字盤がラインナップされていましたが、今回新たに加わったクル・ド・パリ仕上げでは、より落ち着いたスポーティさを演出しています。
ぜひ入荷時には店頭にてブルガリの新しいクリエイションをお楽しみくださいませ。
それでは写真をご覧ください。
今回の「WATCHES AND WONDERS」では、ゼニスから新しいパイロットコレクションが発表されました。
パイロットウォッチはツールウォッチ(道具としての時計)としての一面が非常に強く、機能的であることが最も重要とされます。
その結果似通ったデザイン(マットブラックの上に大きなアラビアインデックスの文字盤、大きな玉ねぎ型リューズ)になる場合が多いですが、今回のゼニスのパイロットは一目見てゼニスのニューパイロットとわかる仕上がりになっています。
水平線のはるか彼方を目指した航空界の先駆者たちのスピリットを受け継いだパイロット コレクションは、どんなに高く遠い夢であっても、それを追いかけるよう呼びかけています。ゼニス パイロットの本質的な機能を現代的な視点で再現し、ゼロから再設計した新しいコレクションです。
今回発表されたのは、オートマティック、クロノグラフの2種でそれぞれステンレス・スティール製ケースとブラックセラミック製ケースがラインナップされています。
大きく視認性の良いアラビアインデックス、掴みやすい玉ねぎ型リューズというパイロットウォッチの伝統的なディテールに加え、特徴的な太めのフラットベゼルにボリューム感のあるラグ、文字盤に施された水平方向のラインが個性を感じさせます。
オートマティックは、デファイスカイラインと同じエル・プリメロ3620を搭載。
クロノグラフでは、ビッグデイトとフライバック機構を備えたエル・プリメロ3652を搭載しています。
それでは、写真をご覧くださいませ。
今回は、日本が世界に誇るウォッチメーカー、セイコーウオッチ社の最高峰ブランド「グランドセイコー」より、10振動機械式クロノグラフムーブメントを搭載した新モデルをご紹介いたします。
2017年に12時位置のロゴを「SEIKO」から「GRAND SEIKO」に替え、ブランドの個性をより打ち出した商品展開でワールドワイドでさらに高い評価を得るに至ったグランドセイコー。
グランドセイコー(以下GS)ではクォーツ、メカニカル、そしてスプリングドライブと大きく3種にわかれるムーブメントをもち、特にスプリングドライブは他のウォッチメーカーにはないユニークなムーブメントとしてその個性の一端を担っています。
GSでは、現在までクロノグラフモデルはスプリングドライブのみのラインナップとなっていましたが、今回の「WATCHES & WONDERS」でついに、待望のメカニカルクロノグラフが登場いたしました。
このクロノグラフは「テンタグラフ」とよばれ、2020年に発表されたニュームーブメント「9SA5」をベースに設計されており、毎秒10振動というはやさで時を刻みます。
また、最大巻き上げ時で世界最長の72時間持続と、セイコーの技術力、そして精密なパーツにまで及ぶマニュファクチュールとしての高い生産能力をいかんなく発揮したものと言えるでしょう。
外装面においても、現行のスプリングドライブクロノグラフモデルの少しクラシックな雰囲気とは打って変わってスポーティでモダンなデザインを採用。
GSならではともいえる仕立ての良さを持つケース、そしてバンドは共に堅牢で軽量なブライトチタン製で、ベゼルにはいつまでも美しさを保つ素材であるセラミックスを。
そして文字盤は「グランドセイコースタジオ 雫石」から望む雄大な岩手山の山肌を表現した「岩手山パターン」を採用し、その繊細なダイヤルパターンとベゼルのセラミックス特有の光沢が陰影を美しくまとい、時計全体に豊かな光の表情を導き出します。
セイコーウオッチの自動巻きクロノグラフの歴史は長く、1969年発表の「キャリバー6139」からじつに50年以上。
さらに計時に関しては1964年東京オリンピックの公式計時を担当するなど、半世紀以上前からその技術力は世界に高く評価されていました。
そのセイコーウオッチが放つハイエンドメカニカルクロノグラフ。
ぜひ入荷の際には店頭でじっくりとご覧くださいませ。
当社ジュエリー・ウォッチブティック IKEDAプラスにて取り扱いのカルティエの中でも長い歴史と多くのバリエーション、そして熱狂的なファンを持つ「タンク」コレクションより、タンクアメリカンの新作をご紹介いたします。
1989年に発表された「タンク アメリカン」は「タンク サントレ」から着想し、ケースの湾曲を取り入れています。また「タンク アメリカン」と同時に、カルティエが1909年に特許を出願したことで有名なデプロワイヤントバックルに合わせて調節が可能なブレスレットも初公開されています。
2023年、メゾンのクリエイションスタジオは、ラインをより強調し繊細さを引き出すことで、オリジナルデザインとその湾曲したフォルムの力強さを進化させました。洗練されたフォルムは、グラフィカルな文字盤や、ブレスレットの延長線上で完全に一体化したケースの縦枠によりいっそう強調されています。
1917年に初めて発表され、1919年に発売された初代タンク。そしてその初めてのバリエーションモデルとして生み出されたのが今回紹介するタンクアメリカンの着想元であるタンクサントレであり、オリジナルデザインはなんと1921年まで遡るといわれます。
カルティエは100年を超えて美しさ、斬新性を保ち続ける稀有なウォッチデザインを数多く有していますが、タンクアメリカンはサントレ発表当時の雰囲気を色濃く残しつつ、さらに新しさをも感じさせる点で他のデザインとは一線を画すのではないでしょうか。
その完成度の高さ故一見大きな変化はないものの、ディテールを現代的に細かく調整、変更することで新しく生まれ変わったタンクアメリカンの新作をご覧くださいませ。